遠慮は上品な強情

会社の朝会でタイトルの随筆的な文章を読み感想を述べるときのこと。

本文の内容の主旨は、分からないことは自ら遠慮せず率先して質問していきましょう、といった感じでそれに合わせて
他の従業員がいる手前、ヘタなことも言えず差し障りない感想を述べた。

しかしそのうち予想もしない別な感情が沸いて来た。

○○さん、ホントは俺のこと好きなんじゃないのかよ!
いったいどう思っているんだよ!

これこそ遠慮せずに質問したかったこと。
あーぁ、もうどうにもできないんだ。

覆水盆に返らず

泣いたって始まらない

うねり

小学生のころだったかなぁ。最近よく、はるか昔学校で習った万葉集額田王(ぬがたのおおきみ)の和歌を 思い出す。

 熟田津(にきたつ)に、船(ふな)乗りせむと、月待てば、潮(しほ)も かなひぬ、今は漕(こ)ぎ出(い)でな

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「船出」はまだまだずっと先なんだと思う。

ただ少しづつ運命の「うねり」は感じる。

自由

日本に本当の意味で「自由」という概念は無い。

 

社会構造(ヒエラルキー)は封建時代のままだ。

なんでもお上や大名それに(地方の)豪族がエライんだもんな。

やってられんよ!

 

科学技術や法治主義的なところは高度に発達しているのに、いまだに時代劇のような社会構造。

時代の移り変わりは、権力闘争やクーデターによって作られてきた。

 

民衆は武器もって戦い、革命を起こし王様(または皇帝)を吊るしあげ、共和政を敷いた訳ではないので、「自由」という概念がいまひとつ分からないんだと思う。

 

いつまでカゴの中の鳥を続けるんだろうな・・・。

 もしかりにそうだとしても、仕方のないことなのだろうか。